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【まんが飯】#3 シャリアピンステーキ丼 ~食戟のソーマより~

2017年3月5日

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ステーキ丼

今回は、食戟のソーマより『シャリアピンステーキ丼』です。

いいじゃないか。たまには美味しい物食べても。

まんが飯です。みなさんこんにちわ。

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二次元の料理を現実で作るにあたって、これだけは絶対譲れない!と強く思っていた一品です。

関連動画
【まんが飯】水まま ~くまみこより~

正直なところ、この料理は大人気なので何十番煎じなのかわからないくらい手垢まみれなのですが、食べたかったのでしょうがない。

あ、一応もう先に言っときますね。

超美味しかったです。

ネタばれも何も無いですよね。ステーキで丼。そりゃ美味いよ。

今日作るご飯の元ネタ

遠月

今回参考にしたレシピ本

食戟のソーマとは?

現在週刊少年ジャンプで好評連載中!原作:附田祐斗さん 作画:佐伯俊さんによる、名門料理学校『遠月学園』に通う『幸平創真』を主人公とした料理漫画。女の子が可愛い。

『美味しい料理を食べると服がはだける』という暗黙のルールの上で成り立つ世界。男も同様。いかに総帥(おじいちゃん)の服を脱がすかが勝敗の基準になったりもする。

遠月学園は料理の一流専門学校であるが、とにかく厳しい。すぐ退学。でも、最近はそういうシステムがあまり出てこなくなった。

今回作った『シャリアピンステーキ丼』は単行本2巻に収録されています。

シャリアピンステーキ丼とは?

シャリアピン・ステーキとは、牛肉を使ったマリネステーキの一種。1936年(昭和11年)に日本に訪れたオペラ歌手、フョードル・シャリアピンの求めに応じて作られた。日本以外の地域ではほとんど知られていない、日本特有のステーキ料理である。 wikiより

なんでも、この名前の元になった『シャリアピン』さんは当時歯が痛かったらしく、そんなシャリアピンさんの為に考案された料理なんだそうです。

作り方の中でも紹介しますが、この料理のキモは『大量のみじん切りタマネギを使ってステーキの肉を柔らかくする』という部分。

まぁここで字で説明するのもなんなんで、とりあえず作っちゃいましょうか!

用意する物

今回参考にしたのは『食戟のソーマ公式レシピブック 遠月学園 勝負の一皿』という本です。


ごめんね。おかあちゃん、何回申請してもなんでかamazonの審査受からないから、DMMでごめんね。

で、この本の中からレシピを参考にしました。レシピは2人分です。俺は1人分で作ったので、だいたい半分にしました。

サーロイン・・・2枚
タマネギ・・・1と1/2個
ご飯・・・どんぶり2杯分
ねり梅・・・大さじ1(叩いた梅干1個+ハチミツ小さじ2を混ぜる)
塩、こしょう、小口切りのネギ・・・各自適量
水溶き片栗粉・・・(片栗粉・・・小さじ1 水・・・大さじ4)
赤ワイン・・・大さじ4
しょうゆ・・・大さじ1
バター・・・大さじ2 

以上です。なんですか。料理ブログみたいですよね。

用意した物

ステーキの用意した物
実際用意した物

ちょっと調理の工程の時間の都合ですでに肉の上にタマネギが大量に乗っていますが、ステーキ肉はサーロイン。タマネギは半分使いました。

あとは赤ワイン、しょうゆ、バター、水溶き片栗粉、ねり梅が用意してあります。

一応、漫画の趣旨としては『安い肉を柔らかくする』という内容であるので、そんなに高いステーキ肉ではありません。1枚600円くらい。

それの2倍くらいの値段の超美味しそうなステーキ肉と悩んだんですが、安い方にしました。

バターはこの後半分に切って使ったので、この段階で半分に切っておくと後で便利です。

分量と手順を間違える事が、なにより失敗に繋がると思いますので、慣れてない方は最初から小皿に分量を計って分けておくと、手際よく上手に作れます。

では作っていきましょう!

調理開始

ここから料理を開始していきます。が、その前に、工程が結構多いのと複雑な部分が多少あるので、まず一覧で手順を書きます。それから、各工程を説明していきます。

1 まずはタマネギを細かくみじん切りにする

2 牛肉は筋切りして肉叩きで叩き、1のみじん切りのタマネギをまぶし30分置いたあと、タマネギを取り、塩こしょうをする

3 フライパンにバター大さじ1を溶かし、2で取ったタマネギを炒め、塩をふり、色づくまで炒めてとりだしておく

4 3のフライパンに残りのバターを溶かし、2の肉の表面をこんがり焼いて取り出す

5 4のフライパンに赤ワインを加えて肉汁をこそげながら煮詰め、3のタマネギを戻し炒める。仕上げに鍋肌からしょうゆを回し入れて味を整え水溶き片栗粉でとろみをつける。塩、こしょうで味を整える

6 丼にねり梅を混ぜ合わせたご飯を盛り、4の肉、5のソースをたっぷりかけて小口切りのネギをトッピングする 

以上になります。これを、今から説明していきますよ。上手に作るコツは、これをちゃんと頭の中で理解したうえで作る事です。一緒に頑張りましょう。

1 まずはタマネギを細かくみじん切りにする

料理を全然作らない人でもわかるように、みじん切りの説明動画付き。凄くわかりやすい!

2 牛肉は筋切りして肉叩きで叩き、1のみじん切りのタマネギをまぶし30分置いたあと、タマネギを取り、塩こしょうをする

なんやねん牛肉の筋切りて・・・。やったことないしなぁ・・・。という方にも、簡単親切動画付き!超わかりやすい!

筋切りをしたあとは肉をたたきます。『そもそも肉叩きハンマーなんて持ってねぇよ』という方は、100均で『うろこはぎ』を買ってくると代用品になりますよ。魚のうろこはぐやつね。

うろこはぎ
こういうやつ

これで肉をボコボコにします。ボッコボコにします。

ボコボコ肉
こんな感じ

で、ステーキ肉の上に1で切ったタマネギを盛って30分待ちます。

ステーキタマネギ
肉を食べるテンションからの30分は長い

ここは山盛りでいいです。肉が見えなくなるくらい盛っていいです。で、30分たったら肉の上からタマネギを取り除き、タマネギは別皿に入れておきましょう。

3 フライパンにバター大さじ1を溶かし、2で取ったタマネギを炒め、塩をふり、色づくまで炒めてとりだしておく

タマネギ
タマネギ炒め

今回は工程がそこそこ多いので、なかなか美味しそうな肉の絵まで辿り着きませんね。

このタマネギを色がつくまで炒めたら、別皿に移しておきます。

焼きたまねぎ
タマネギのバター炒め。いい匂い

このタマネギは、後で赤ワインソースに使います。

4 3のフライパンに残りのバターを溶かし、2の肉の表面をこんがり焼いて取り出す

ステーキ
さぁ!肉がきましたよ!

いよいよ肉を焼きます。この辺りから、段々撮影の仕事が雑になります。必死なので。

焼けたステーキ
美味しそう。もう完成でいいじゃない

焼けたステーキを別皿に取り出します。この時、フライパンを洗ったりしたらダメです。そのままのフライパンで調理は続行です。

5 4のフライパンに赤ワインを加えて肉汁をこそげながら煮詰め、3のタマネギを戻し炒める。仕上げに鍋肌からしょうゆを回し入れて味を整え水溶き片栗粉でとろみをつける。塩、こしょうで味を整える

この辺からちょっとわかりにくいですよね。まず

4のフライパンに

赤ワイン
赤ワイン

を加え、肉汁をこそげながら(ヘラ等でフライパンにくっつかないようにしながら)煮詰めます。そこに

焼きたまねぎ
バター炒めタマネギ

を投入し、

しょうゆ
しょうゆ

水溶き片栗粉
水溶き片栗粉

を入れます。

ここでややハプニングが発生しました。

まず、『4のフライパンに赤ワインを加えて肉汁をこそげながら煮詰め』の部分ですが、そもそも肉汁がほとんど無い。

で、そこに赤ワインを投入すると、即効煮立ちました。

ここまできて失敗は許されないので、テンパりながらタマネギを投入。そこにしょうゆ、水溶き片栗粉を入れまして、その画像がこちら。

赤ワインソース
躍動感あふれるピンボケ

一応ここで丼にかける赤ワインソースが完成するんですが、なんか思ったより汚いというか・・・。

写真ではわかりにくいですが、ソースというには水分が足らず、ダマになっています。あと、なんか色が赤い。本当はそこそこ肉汁の水分的な物があるんだと思います。

赤ワインが多かったのと、水溶き片栗粉が多かったのも原因だと思われます。味は美味しいんですよ。味は。

6 丼にねり梅を混ぜ合わせたご飯を盛り、4の肉、5のソースをたっぷりかけて小口切りのネギをトッピングする

この辺にたどり着いた頃には、もはやねり梅の存在など忘れかけていましたが、大切な事です。

一応、チューブの梅肉にハチミツを混ぜた物を使いました。撮影用に小皿に分けたやつは皿に張り付いて取れなかったので、この段階でご飯に混ぜました。

で、ご飯の上に肉、ソースを乗せてネギを振ったら完成!

シャリアピン
小口切りのネギがなかった

これにて完成!超美味しそうですね~~!昨日の昼飯と大違いだ!

関連動画
【レトルトラーメン道】杏仁ラーメン ~ヨーグルトを添えて~

ではさっそくいただきましょう!

その前に、一言。

おあがりよ!

感想

もの凄い美味しい。

家でステーキ焼いたのなんて生まれて初めてなんですが、そこらのお店で食べるそれと何も変わらないか、それ以上のクオリティで食べられます。

まず、肉が柔らかい。

と言っても、タマネギを乗せてないステーキを食べてないので元々なのかタマネギパワーなのかわかりませんが、とにかく柔らかい。これは字で伝わらないのが残念でなりません。

あとソース。これも肉と合ってて絶妙に美味しい。特に、最初ちょっと入れすぎかと思ったタマネギがいい仕事しますよ。肉と赤ワインソースでちょっと濃くなりがちな口の中に、刺激があって美味しい。

小口切りのネギが無かったので刻みネギを乗せたんですが、これもまた合うんですよ。肉とネギ系の味の相性ってのは抜群ですね。

ねり梅は、ちょっと最後バタバタしていれたのであまり味がしませんでした。ちょっと多めに入れてみる方がいいかもしれません。ネギと同様、酸味が肉と相性がいいと思います。

好みによって、しょうゆをちょっと多めに入れて、『わさびネギ』的な物を入れるともっと美味しくなるかと思います。

総帥

食べたらこんな感じになりました。

 

シャリアピンステーキ丼のまとめ

まんが飯 3品目

作った物:シャリアピンステーキ丼 ~食戟のソーマより~

味の評価:90点

さすがに100つけたら終わってしまうので。それでは最後に。

お粗末!

おまけ


動画版

動画版(静止画の紙芝居ですが)を作ってみました。こゆき料理チャンネルです。動画編集は本当にMPが減ります。

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